京王線に乗って(2)

昨年のクリスマスパーティの2次会で、何人かの生徒さんから「いつも学院のホームページを見ています」「最近は学院長日記を書いていませんね。」というような事を言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら、複雑な思いをいたしました。
ダンスの技術は文字に表しにくいということもあってやや悩んでしまい、、昨年はほとんど日記を書かなかったのですが、レッスンを受けている学院の生徒さんに解ってもらえるだけでもよいから、今年は頑張ろうと考えています。


そこで・・・私が時々京王線に乗ると暇にまかせて車内を観察する癖がついているという、1年半くらい前のブログの続きです。
先日、新宿からの帰りに車内が混んでいたので、途中の駅まで吊り革につかまって立って帰ってきました。
私は吊り革につかまる時は、いつも3角形の上の革の部分につかまります。
いや、つかまるというより握る感じになります。
しかし、まわりを見渡すと、ほとんどの方は3角形の底辺の部分につかまっていますね。
つまり、4本の指で引っ掛けている・つかんでいる感じです。
皆さんも電車に乗った時に、両方を比べてみてください。
きっと、吊り革を握っている方が僅かですが肩が楽で、電車に揺られた時も身体が安定していることが解ると思います。
もちろん、仕事で疲れている時や身体の具合が悪い時などは別です。

身体操法的に考えると、吊り革のデザインには一考の余地があるのではないかと思います。
もう1つ付け加えると、吊り革が短くなるように持った方が更に楽になりますよ。

以前に、手の動作で「つかむ・引っ掛けるのは力、握るのは技」と書きましたよね。
皆さんはせっかく社交ダンスで技を勉強しているのですから、背骨を伸ばして歩くことに気をつけるのはもちろん、日常の他の動作にも少しづつ注意をしてみてはどうでしょうか。