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学院長ブログ

新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。

今年も、皆さまが健康で楽しい1年を送られるようにお祈りすると共に、多摩ダンス学院が少しでもそのお役にたてるように頑張りたいと思います。

 

近年は社交ダンスブームも去り、残念ながら全国的に社交ダンス人口が減少しているようです。

以前は新宿だけでも3~4軒あったダンスホールも、現在では東京全体でも僅かに2軒だけになってしまい、しかも平日は昼も夜もガラガラだそうです。

ダンスサークルもダンス教室も、軒並み会員数や生徒数が減っているようですし、驚いたのは、ある大手のカルチャーセンターでの社交ダンスクラスがなくなってしまったということです。

募集しても、1人も生徒が来なかったそうです。

 

新年早々暗い話をしてしまいましたが、逆に考えると、現在の生徒さんたちは本当にやる気のある方々が残っているとも言えるのではないでしょうか。

ですから、これからの学院は今まで以上に生徒さんの量より質を高めていけなくてはいけない、或はそれができやすい状況になってきているのではないかと思います。

そこで、一昨年から専科を作り、昨年はモダン中級を作りました。

8月から12月まで行ってきたルンバ専科は、ベーシックを中心に5ヶ月間も黙々と続けてきましたが、そろそろ飽きてきたのではないかと思っていたら、皆さんが「ルンバを辞めるのが寂しい」「もっと続けたい」と言ってくれました。

私もこれにはとても感動しました。

皆さんが、きっと何かを掴みかけているのだと思います。

これからも、熱心な生徒さんが集まって、特定の種目を集中して行える個性あるクラスを増やしていきたいと考えています。

朝のひと時

毎朝、私は教室には9時頃出て、レッスン開始までの1時間くらいをいろいろな準備に充てています。

気に入ったダンス音楽を聴きながら、柔軟運動をし、今日のレッスン内容を考えたり、ダンスの身体の使い方を研究したり、学院長日記を考えたりと、のんびりした時間を過ごしています。

又、窓の外を出勤中の若い人たちやウォーキングをしている中高年の人たちを眺める時もあります。

あの歩き方は悪い、あの歩き方は素晴らしい、などと品定めをします。

その中でも、ウォーキングの人たちの歩き方は、感心しない歩き方をしている方が意外と多いと感じています。

 

教室の窓から見下ろすと目の前には橋がありますが、毎朝その上の電線には100羽以上のハトが留っています。

そのハトたちが皆、同じある方向を向いて留っているのです。

それは何故かというと、9時半頃になると、橋の上に餌をあげるおじいさんが来るので、その方向を向いて皆で、まだかまだかとじっと待っているからなのです。

1つ発見した事は、私たちは遠くからはハトを識別できないのに、ハトは人間を識別できるのだということです。

そのおじいさんが向こうから歩いてくると、何十羽というハトが飛んで行って、おじいさんのまわりを嬉しそうに飛び回るからです。

それだけでなく、橋の下にもたくさんの魚や水鳥が集まってきているのです。

ハトの糞害を言う方もいると思いますし、それで困っている方も多いと思います。

しかし、ただ眺めているだけで無責任とは思いますが、その光景を眺めていると、朝から何かとても嬉しくなってしまうのです。

ハトも、魚も、水鳥も、おじいさんも、きっと1日のうちで最も楽しいひと時なのでしょう。

肩を抜く

最近の個人レッスンやクラスレッスンで、私はさかんに「肩を抜いてください」と連呼していますが、生徒さん達に「踊りやすくなる」という声が多いので、それを説明します。

「肩を抜く」という感覚は、前回に説明した肩の3つの分類のうちのAの部分に対してBの部分をバラバラにして後ろへ少し落とした感じです。

これは誰でも出来ることなのですが、踊っている時には気がつかない場合が多いと思います。

このように肩の部分を微調整すると、以下のように驚くほどのいろいろな効果が出てきます。

①先ず、肩の力が抜け、腕にも力が入らなくなります。

よくある悪いホールド、つまり安易にホールドをキープしようとする為に、両肘を張ったホールドにするとAの部分とBの部分が固まって、その結果、腕に力が入り、身体全体にも力が入ってしまうのです。

②肩を抜くと、背骨が伸びてスタイルが良くなります。

ワルツ等でライズをする時に、両肩を抜くように意識するとボディライズがしっかりとできます。

③肩を抜くことによって、ステップする時に肩甲骨、鎖骨から動きやすくなり、つまり2軸で動くことができます。

肩を固めてしまうと、身体が1軸になってしまいます。

④更に、ワルツ等でロアーする時に、腰が崩れずにしっかりと安定した動きができます。

やはりこの場合も、ホールドをキープしようとして肘を張り過ぎていると、肩に力が入ってしまい、その結果、上体ばかり強くなって、下半身が弱い踊りになってしまいます。

 

  日常でも、肩が凝る人は肩が固まっているわけですから、ダンスが上達するにしたがって肩が凝らなくなってきます。

皆さんも、肩を柔らかくして肩を抜いて踊れるようになれば、必ず社交ダンスが上達しますから頑張ってください。

肩について

身体の力を抜くということは、上体の肩周辺の部分を上手く使うことでもあります。

その肩周辺の骨とは、肩甲骨、鎖骨、上腕骨の3つからなります。

肩周辺の骨の動きはとても大事なのですが、それを説明する前に、一般的に肩という言葉が非常に曖昧に使われていると思いますので、そのことについて考えてみます。

広辞苑では、「人の胴体の腕が接する部分の上部」となっていて、何だかわかりにくい表現がなされています。

 

一般に考えられる“肩”の意味としては次の3つがあると思います。

1つ目(A)は、首のつけ根の付近から、いわゆる肩の先端の骨の近くまで。

肩が凝った時に揉む筋肉の部分、ショルダーバッグを肩にかける部分です。

2つ目(B)は、いわゆる肩の先端の部分。

肩幅を測る場合にはこの先端から測ります。

人とすれ違った時に、肩が触った触らないともめたりするあたり。

3つ目(C)は,AとBの両方の部分。

 

以上のように、肩という言葉はいろいろに使われているようですが、社交ダンスを踊る場合にはどのように考えるべきでしょうか。

教師試験の勉強をしたり、ダンスの技術書を読んだりしている方は、ショルダーリードという言葉をご存じだと思いますし、或は、タンゴでは前進ウォークの時に右のショルダーを先行させる等という言葉を使います。

これらの場合のショルダーつまり肩とは、一般にはBかCの部分と考えられているようですが、正確にはAの部分だと考えないと、正しいダンス技術は理解できないと思います。

私がダンスを教える時に、身体の部位を表現する言葉の数が足りないなと、いつも思うのです。

力を抜くということ(2)

それでは、どういう時に“力が入る”か考えてみます。

一番単純に考えると、日常生活で身体が固い人は、ダンスを踊っても身体が固まって身体に力が入ってしまいます。

こういう方は、普段からストレッチ体操をして関節を少しでも伸ばすように努力してください。

一般に行われている筋トレをする必要はありません。

よくあるのが、踊っている時にバランスが崩れていると、倒れまいとして無意識のうちに相手につかまり、力が入ってしまうことです。

良い形を作ろう、或はホールドを壊さないようにと思いすぎる人も、身体が固まって力が入ってしまいます。

これは難しいのですが、モダン種目の良いホールドというものは微妙に動いていて、不定形と言えるものなのです。

人前で踊ったりした時に緊張しすぎる場合、気持ちに余裕がない場合、一生懸命になりすぎても身体は固まってしまいます。

ですから、私たち教える方も、一生懸命になりすぎると生徒さんの身体を固くしてしまう原因にもなるので、気をつけなければいけないと、いつも反省しているのですが・・・

以上の多くは、無意識のうちに自分を守ろうという気持ちが、身体を固くしてしまう原因となっているといえるでしょう。

他には、男性によくあるのですが、女性をリードしようと思って手で相手を押したり、引っ張ったり、或はお腹で押したりする事も大きな力が入る原因となります。

更に、足で床を強く押さえたり、床を蹴ったりという動作も力が入る悪い動作です。

これらは、外に対して意識的に力を出している、攻撃的な身体の使い方といえます。

 

以上の事から、力が入り過ぎるという状態は、自分を守ろうとする場合と、相手を攻撃しようとする場合に多く起こるように思います。

正しい社交ダンスとは、自分を守り過ぎず、外にも攻撃しないように踊ることであり、それは心身共の“自然体”をめざすことであると私は思います。

力を抜くということ

皆さんは社交ダンスのレッスンを受けている時に、先生から「もっと力を抜いて」などと注意されたり、踊っている時に、相手に対して「もっと力を抜いてほしいな」などと思った事は多いのではないでしょうか。

ところが、踊っている最中に身体の力を抜くということはなかなか難しいことですよね。

上手く身体の力を抜いて踊れれば、先生に怒られずにすむし、相手にもいやな思いをさせずにすむし、だいいち自分がとても楽しく踊れるのですけど・・・

 

そこで、“力を抜く”ということは具体的にどういうことなのかを考えてみます。

ただ力を抜けば良いと思って、身体をデレデレとしてみてもダンスが踊れる訳がありませんよね。

力を抜くと言っても、全く力を抜いてしまうのではなく、良い力の入れ方のことを言うのです。

逆に、“力を入れる”ということを身体の解剖学的に考えると、関節と関節を繋いでいる筋肉(主にアウターマッスル)を縮めて、その2つの関節を固めてしまうことなのです。

そうすれば、力と力がぶつかり合うような格闘技では、相手を投げ飛ばす為に思いっきり相手に力をかけたり、スポーツでは、ボールを遠くに飛ばす為に思いっきり力を入れたりと、つまり外部に大きな力を出せるのです。

あるいは、床に投げ飛ばされたり、ボールに当たったりした場合には、関節を固める、つまり筋肉に力を入れることによって大きな怪我を防ぐことができるのです。

それに対して社交ダンスでは、相手は敵ではないし異性ですからできるだけ優しく接したいし、ボールを投げるのではなく自分が飛んで行くのですから、外に力を出す必要は全くありません。

また、踊っている最中に人とぶつかったり転んだりしても、社交ダンスではほとんど大怪我をすることはありません。

つまり、“力を抜く”ということは、関節と関節を開く、その為に、関節と関節を繋いでいる筋肉を伸ばすだけの力で良いということなのです。

姿勢でいうと、姿勢が悪いのは全く力が入っていないことで、皆さんがやかましく注意される背骨を伸ばした良い姿勢とは、椎骨の関節を伸ばしているのですから、良い意味での力を抜いた状態なのです。

9月8日の掲示板の投書に関して

文章の後半部分に関して、私も非常に残念に思うのですが、現在、社交ダンス界全体としてもそのような体質があるのは確かではないでしょうか。

ですから、このような虚しさは、私も含めて社交ダンス教師は皆さん多かれ少なかれ経験していることだと思います。

もしかしたら、昔と違って現代は社会全体がそういう雰囲気になっているのかもしれませんね。

 

社交ダンスは、純粋に上手くなりたいと思って習っている人も多いのですが、社交ダンスという名前からして、他のダンスに比べて仲間作りの為にやっている人も又多いのも確かでしょう。

そのような方々はレッスンの良し悪しに関係なく、人間関係等で簡単にサークルや教室を変えてしまったりする場合があり、一生懸命に教えている私たち教師はとても寂しい思いをするわけです。

もちろん、それが悪いとは言いません。

それよりも、私はレベルの低い場合は別として、レベルの高い“社交ダンス”でも“社交”という言葉が使われている事にとても疑問を持っています。

ですから、欧米と同じように、“ボールルームダンス”で良いのではないかと思います。

しかし現実的に考えると、日本では“社交ダンス”の看板を出さないと新しい生徒さんが集まらないわけですね。

 

世界一多いと言われている日本の社交ダンス人口には、そのように大きく分けて“何が何でも上達派”と“楽しく仲間づくり派”とがまさに混在しているということを考えて、皆さんがサークルや教室を選ぶ場合に、その会員の人たちをしっかりと見極めないといけないと思います。

一般的にいって、サークルは“楽しく仲間づくり派”が中心で、教室は“何が何でも上達派”が通う場所だと思います。

もちろん、教室的サークルもあれば、サークル的教室もあります。

私たち多摩ダンス学院の教師は全員、生徒さんには“何が何でも上達派”を求めていますので、よろしくお願いしますよ。

2010.8.12 軸とトラック

 最近、私のレッスンで1トラック、2トラックという言葉がひんぱんに出てきていますね。
以前からの1軸、2軸と混同しがちでややっこしいと思いますが、しっかりと区別していただきたいと思います。
トラックとは、ステップをする時の床の仮想線のこと、つまり電車でいうとレールだと考えてください。
1トラックとは、1本のレール上をステップすることで、2トラックとは2本のレール上をステップすることです。
一方、軸というのは、今までも度々説明しているように、身体の使い方のことであって、2足歩行を上手くする為には2軸という身体の使い方が重要で、基本的には1軸で動くということはないと思ってください。
2軸の身体の使い方は、実際のレッスンでお話ししています。
社交ダンスに限らず、すべての運動で身体の使い方の上手い人は皆、より2軸で身体を動かしているのです。

ルンバ等のラテン種目では、ほとんどが1トラック上をステップするのですが、軸は必ず2軸で動きます。
一般の多くの方は、多かれ少なかれ1軸1トラックで動いているので、ヒップの動きもバランスも悪いのですが、更に、私がダンスを踊る上で最も大事だと考える音楽をも外してしまうのです。
ワルツ等のスタンダード種目では、ステップによっては、1トラックになったり2トラックになったりしますので、その違いをしっかり頭に入れておかなければいけないと思います。
よくある例をあげると、“CBMPで相手の外側に右足前進”というステップがありますが、これは1トラック1軸で動いてしまう方が非常に多いのですが、これは1トラック2軸で動かなければいけません。
このように、1トラックを1軸に、あるいは2軸を2トラックと混同してしまうケースがよくありますが、それでは本物の社交ダンスは踊れません。
“軸”と“トラック”をしっかりと理解して練習すれば、きっとあなたは社交ダンスが驚くほど上達すると思います。

2010.7.11 駐車場(続)

 8月より、学院の駐車場を3台分減らすことになったと前回書きましたが、そうなると何人かの方には周辺の時間貸し駐車場を利用していただかなければならなくなります。
駐車場を減らすにあたって、誰を継続してもらって、誰を外に止めてもらうか、という線引きが問題となってきます。
どの生徒さんも、学院にとっても私にとっても大事な方ばかりなのですが、いろいろな観点から判断して、何人かの方にご迷惑をおかけすることになりました。
内輪の話ですみませんが、教室や会社を運営していると、今回のように現状を少し動かそうとすると、それが原因でゴタゴタするというケースがよくあるのですね。
ところが、学院に25年以上も通っているある生徒さんは、私が用意しておいた弁解を一言も言わさずに、気持ちよく引き受けてくれました。
2日間にわたって止められなくなってしまった生徒さんも、ニコニコして快諾してくれました。
ある生徒さんには、一旦は「止められないなら、学院に来れないかも」と脅されたのですが、「周辺に駐車場がこんなにあるのに気がつかなかったわ。やっぱり、学院に通うわ。」と言われて、ホッと胸をなでおろしました。
こういう大きな心の生徒さんが多いので、これまでも学院を無事に続けてこれたのだと思います。
その他の皆さんにもご迷惑をおかけしますが、快く引き受けていただいてありがとうございました。

2010.7.6 駐車場

 学院の周辺に最近、時間貸し駐車場が増えてきた事に皆さんはお気づきでしょうか。
どうも、北野駅の南口は人の多く出入りする繁華街は発展しないで、言葉は悪いようですが、京王線や商店街を利用する人たちの“下駄箱”代わりになってきたという感じがしないでもないようです。
ですから、教室としては人目につきにくいという不利はありますが、まあ周辺の良い環境が守られていると思えば悪い事でもないですかね。

学院がこの北野に移ってくる前は、八王子市内と永山に教室がありました。
どちらも駅からやや離れていて、周辺には時間貸し駐車場がないどころか、月極め駐車場もあまりない場所で、クラスレッスンのある時間帯には、教室の前の道路には生徒さんの車が数珠つなぎで止まっているという状態がよくありました。
もちろん、今ほど路上駐車には厳しい時代ではありませんでしたが、それでも年に数回は路上駐車の取り締まりにあって、違反金を取られていた生徒さんが何人もいましたので、私としてもとても心を痛めていました。
その為に、この北野教室に移ってきた時には、生徒さんが駐車違反をしなくてすむようにとの方針から、学院で9台分の駐車場(現在は8台)を確保して、人数が集中するクラスレッスンの時間帯に限って皆さんに少し駐車料金を負担していただくという事にしました。
ただし、個人レッスンの時間は、その頃でもこれからでも無料です。
それ以来10数年、路上駐車禁止の取り締まりが厳しくなると共に、周辺に時間貸し駐車場が5ヵ所もできました。
その上、学院の生徒数の減少という事もあって、学院の駐車場がフル回転とはいかなくなり、クラスによっては空きが増えてきて、かなり不経済な状態になってきました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回そのような事情から、8月より学院の駐車場を8台から5台に、3台分減らすことになりましたので皆さんのご理解をいただきたいと思います。
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