私は、個人レッスンをする時に生徒さんに対して、「私はあなたを“上手く”はしてあげられないですよ」と話します。
(ここでいう“上手い”とはかなり上のレベルの事ですが)
それは、私は上手くなる為の基本を教えるだけであって、本人がそれを元に時間をかけて何回も自習して身につけないと、上手くはなれないと考えているからです。
教師は、生徒さんと一緒になって練習するものではないですから。
私たちにはそのような時間はありませんし、社交ダンスといえども、1週間に1〜2時間のわずかな練習で上手くなるほど甘いものではありません。
レッスンというものの考え方ですが、トッププロは、コーチに教わりに行くというより、練習するヒント・材料をもらいに行くという考え方であって、それを1週間に毎日数時間も自習しているからこそ、身についていくのです。
上手いのは当たり前です。
ですから私は、生徒さんには、プロ教師に教える事と同じレベルの内容のレッスンをしていますので、それが身につくかつかないかは、本人のダンスにかける時間がどれくらいあるかにかかっているのです。
しかし、正しく的確なレッスンを受けていないと、いくら毎日練習しても、踊り慣れてはきますが、上手くはなれないと思います。
私の生徒さんの例でいうと、デモ等の練習に入ると、自然に個人レッスンの時間も多くなりますが、それ以上に一人で自習する時間が多くなるので、本当に上手くなってくる生徒さんがいます。
生徒さんを上手くするには、正しい技術を教えるだけでなく、大きな目標を持たせる事も重要だとも感じています。
社交ダンスが上手くなるには、良いレッスンを受けて、つまり正しい技術を教わって、デモやメダルテストやフォーメイション等の目標を見つけて、そして時間が許せる範囲で自習する事が一番の方法だと思います。
学院では、第2教室を自習用のフロアーとして開放していますので、ぜひ時間がありましたらご利用下さい。