多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.2.13 スウェイについて(1)

ワルツのナチュラルターンの前半を踊る時、2〜3でライズする際に、男性だと上体が右側に傾き、女性だと左側に傾くように踊ることは、皆さんご存知だと思います。

これをスウェイといい、この場合は、男性では右側が低くなるので右スウェイ、女性は左側が低くなるので左スウェイといい、これは社交ダンスの重要な技術の1つとなっています。

中級者以上の方が踊るワルツやフォックストロットでは、原則として、1小節に1回づつスウェイが使われ、クイックステップではやや不規則にスウェイが使われます。

 

では、スウェイは何の為に行うのでしょうか。

社交ダンスの教師試験受験用の用語集を見ますと、

「全身を曲げずに、右又は左に傾けることである」と説明されています・・・???

次に、スウェイの効用として

「スウェイとはボディ・スウェイのことであり・・・・・回転における遠心力により、体が回転の外側へ自然に傾くことを防ぎ、バランスを保つことである・・・・・」

つまり、自転車に乗って急カーヴを曲がる時に、内側に上体を傾けないと転んでしまう、という原理です。

しかし、回転のほとんどないステップ(例えばフォックストロットのフェザーステップ等)でもスウェイをつけて踊るのですから、この説明だけでは少し疑問が残ります。

更に、

「・・・・・スウェイの更に大きい価値は、装飾の為に使われることである・・・・・」となっています。

スタンダード種目の大きな特徴である、上体の大きさと美しさを作る為にスウェイを行う、ということです。

 

以上が社交ダンス界の公式な説明ですが、私は、これだけではスウェイの効用はある程度理解できても、実際に身体をどのように動かすかは分からないと思います。

「全身を曲げずに、右又は左に傾ける」というところがあいまいで分かりにくいところです。

人体をモノとして考えれば分かるのですが、実際はそんなことは人間には不可能なことですから。

次回には、私の考えるもっと具体的な身体の使い方と、もっと根本的な効用を説明します。