多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.2.17 スウェイについて(2)

今回は、スウェイの具体的な身体の使い方と、その根本的な効用を説明します。

 

上体を、背骨・首の縦のグループと、鎖骨・肩甲骨の横の肩のラインのグループの2つに分けて考えることが重要です。

この2つの骨のグループを、固定して身体を動かすと、全身を曲げずに傾けることは不可能ですので、別々に動かさないといけないのです。

つまり、右スウェイの時は、肩のラインは背骨に対して右に傾くように角度をつけるのです。

左スウェイの時は、逆に背骨に対して左に傾くように角度をつけるのです。

しかしそれでは、ホールド部分が傾くだけで、全身は右又は左に傾きません。

ここで、重要な身体の使い方があるのです。

 

皆さん、次のような実験をしてみてください。

先ず、背骨・首と肩のラインを直角にしておいてから、背骨・首を伸ばしてみてください。

次に、背骨・首に対して肩のラインに傾斜をつけた形にして、背骨・首を伸ばしてみてください。

ほんの少しだけ、後の方が背骨・首が伸びたのではないでしょうか。

しかも、真っ直ぐ上にではなく、肩の傾斜をつけた方(又は逆の方)にカーヴして伸びたと思います。

(身体の使い方等の少しの違いで伸びない方もいるかもしれませんが、私が個人レッスンで行っている場合は、皆さんが充分に伸びたと感じてくれています。)

そうです、この状態が「全身を曲げずに、右又は左に傾く」身体の使い方の根本なのです。

 

私の考えるスウェイの具体的な身体の使い方とは、まず肩のラインを背骨から切り離して傾斜をつけると、その結果として、更に背骨を伸ばすことができます。

次に、左へのスウェイの時はその背骨・首も左に傾け、右へのスウェイの時はあまり傾けずに、上へ伸ばすようにしてください。

それが、外見上は全体が一体となって傾いているように見えるだけなのです。

ですから、背骨・首のラインに対して、鎖骨・肩甲骨の肩のラインの角度をつければつけるほど、背骨・首が伸び、カップルとして、大きなスウェイがつき、上体が大きく美しい形になって、バネがあるダイナミックな踊りとなるのです。

 

文字で説明することは大変難しいので、分かっていただけたでしょうか。