多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.3.2 いかり肩となで肩

肩を表現する言葉に“いかり肩”と“なで肩”があります。

“いかり肩”とは、肩が上がり、肩に力が入っていて、肩が狭くなっている状態、具体的に言うと鎖骨が窮屈になっていて健康に悪い状態です。

日常生活の中で力仕事をしたり、 スポーツや格闘技で力を必要とする時にもこのようになりますが、“肩で息をする”という例えがあるように、呼吸が窮屈になります。

 

それに対して、“なで肩”とは、肩が下がり、肩の力が抜けていて、肩が広がっている状態、つまり鎖骨が拡がっていて健康に良い状態です。

「肩の荷が下りる」というように、呼吸が深くでき、より自然体になります。

 

例えば、ワルツでライズする時には、心理的にも肩が上がりやすくなりますので、「なで肩、なで肩」と心の中で言いながら踊るだけでも、かなり肩の力が抜けるようです。 

身体のどこかに力が入っている場合にも肩が上がるし、呼吸が窮屈になって踊っている場合にも肩が上がります。

私たちの肩は、遺伝、生活習慣、趣味、仕事などによって個人差がありますが、少しでも“なで肩”の人の方が、社交ダンスの習い始めには有利になりますし、逆に、ダンスが上達すると、少しづつ“なで肩”になってきます。

社交ダンスの実力や上達のバロメーターになりますので、皆さんも気をつけてみてください。

 

最近買った広辞苑で、“いかり肩”に関した言葉を調べてみますと、「肩で息をする」「肩身が狭い」「肩を怒らす」「肩をすくめる」などとよくない言葉が並んでいます。

ただ、「肩を落とす」という言葉もありますが、これはむしろ、背骨が丸まってしまう状態を言っているのだと思います。

 

皆さん、社交ダンスを踊る時には、できるだけ“なで肩”を意識して踊りましょう。