多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.7.13 肉より骨

皆さんがダンスのレッスンを受けていると、もっと肩の力を抜いて、と注意されることがあると思います。

又、女性でしたら相手の男性の右腕が窮屈で苦しかったり、男性でしたら相手の左腕にしがみつかれたり・・・

これらは皆、上体の筋肉を使いすぎているのです。

 

筋肉の主な役目は、関節を動かすこと、大きな力を出すこと、身体を守ること・・・等々がありますが、それぞれの目的にあった筋肉を使わなくてはいけないのです。

上の例ですと、大きな力を出す筋肉(以前にお話したアウターマッスル)を使ってしまっている為の失敗なのです。

多くのスポーツや力仕事をする場合とは違って、大きな力や身体の危険のないダンスを踊るために大切なのは関節を動かす筋肉(インナーマッスル)なのです。

ですから、一般的には筋肉を鍛えたり使ったりすることに意識が向けられるようですが、目くら滅法に筋肉を意識するのではなく、関節をいかに上手く使うかと意識するほうが必要な筋肉だけを使うことになり、より有効ではないかと思います。

筋肉を意識するより関節を意識する、つまり“肉より骨”なのです。

 

上手く身体が動かせない年配の生徒さんを見ていると、その原因は筋肉が衰えているというよりも、関節が硬くなってしまっている為だと思います。

一般的にいっても、年と共に筋肉が落ちてくるのはしょうがないことですが、関節をより上手く動かすことによって、それをカバーすることができるのではないでしょうか。

一般には、健康な身体を作る事イコール筋トレをする事のように考えられていますが、それでは必要もない筋肉まで作ってしまって、かえって関節を動きにくくしてしまう危険があります。

私は、十分にストレッチ体操をすることによって、関節を動かす筋肉を鍛え、関節の動きを良くする事のほうがダンスをする上でも、健康を維持する上でも大事だと思っています。