多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.8.3 リードとフォロー

実際の動作の話になるので少しわかりにくいと思いますが、リードとフォローを、ラテン種目の場合について考えてみます。

男性が腕で女性をリードするものだと一般に考えられているようですが、それはごく初心者から初級程度の方々の話だと思います。

これから先は、中級以上からプロの方を対象とした話になります。

 

男性が女性をリードしてあげていると思っても、多くの場合それは自分の自己満足だけであって、女性が本当は有難いと思っていないという事を知ってもらいたいと思います。

かえって、女性が正しい動作ができなくしていたり、女性が正しい動作を覚えられなくしているのです。

それは次のような理由からです。

ラテン種目では、女性はほとんど自分の踊りをしているのですが、簡単に言うと、男性は下半身で自分の踊りを、上半身(特に腕)で女性の動きをしていると思ってください。

(ここでは、腕といった場合は女性の手とコンタクトしている男性の腕を言います)

ですから、男性は女性のステップ・動作をよく知っていないと、正しい腕の動きができないわけです。

つまり、多くの場合、男性は腕で女性をリードするのではなく、腕で正しい動作をしているだけのことで、それが女性にとって踊りやすい状態にしているのです。

それが一般的には、逆に、リードだと思って、女性に過度の力を加えたり、女性とは逆の動作を加えてしまっている場合が非常に多いのです。

特に女性の回転するステップにおいて、男性の邪魔なリードが多く、女性の回転をますます難しくしている場合が多いと思います。

 

ラテン種目では女性は男性に、独りよがりのリードではなく、女性の動きやすく正しい動作をしてほしいと思っていることを、男性は知ってほしいと思います。