多摩ダンス学院
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学院長日記〜たかがダンス、されどダンス〜
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■2008.8.17 前と後(続)

次に、多くの方は腹筋に意識がいき過ぎていて、腹筋に力が入り過ぎている為に、前と後のバランスを崩していると思います。

足のつま先に力を入れると、腹筋に力が入ります。

これは自分の身体に敏感になれば、自分で確かめることができるので確かめてみてください。

両足又は片足で立って、足の裏を均等にした状態からつま先で床を強く抑えてみれば、腹筋に力が入るのがわかると思います。

 

次に、2人で姿勢をよく、お腹を軽く触れるように、要するにワルツを踊るように向かい合って立ってから、片方の人が足のつま先に強く力を入れてみてください。

相手の方は、お腹で押されるのがわかると思います。

そして、自分の腹筋と足のつま先にも力が入っているのに気がつくでしょう。

このように、例えばワルツでロアーをする時に、つま先に力を入れると本人は気がつかなくてもお腹で相手をプッシュして、相手の身体のバランスを崩してしまっているのです。

この事は、アマチュアの多くの方は気がついていないと思います。

 

そして、腹筋に力が入ると呼吸が止まり、悪い呼吸(胸式呼吸やお腹を膨らます腹式呼吸)になります。

私が以前に、ここで説明した“背中骨盤呼吸”“鼻腔呼吸”ですね。

昨年の8月22日前後の学院長日記で説明しています。

呼吸をする時に、身体の前側でなく後ろ側を意識して行いましょう、ということです。

 

以上のように、身体の前側が強すぎていると、前かがみになり、悪い姿勢になります。

足の裏を均等に使うことによって、腹筋に力が入らずに、つまり腹筋が伸び、腹筋が伸びると背骨が伸び、身体の後ろ側がしっかりと使われて、身体の前と後が均等になります。

簡単に言うと、姿勢が良いということは、身体の前と後がより均等に使われているということでもあるのです。